教育学部長/教育学研究科長の挨拶

教育学部、兼、教育学研究科長、別府哲
教育学部長/教育学研究科長別府 哲

子どもと遊び、子どもを理解し、子どもに寄り添える教師に

子どもは、これからの未来を切り開く存在です。そして教師という仕事は、この可能性に満ちあふれた子どもを育てる、とても魅力的な職業です。

教育は、子どもに一方的に何かを教え込むものではありません。目の前の子どもの興味・関心を見つけ、それを広げたり深めたりし、その中で子どものやる気を引き出し、子ども自らが学びたくなるようにさせる、とても創造的な営みです。

教育学部では、共通教育と専門教育(教職科目・教科専門科目)に加え、入学直後から卒業までの4年間、毎年教育実践を体験するACT(Active Collaboration Teaching)プランを行うようにカリキュラムが組まれています。机の上での学びと教育現場で体験を結びつけることで、子どもが何を学ぶか(教科内容)、どのように学ぶか(教育方法)について、より深い学びを行えるようにするためです。

教育は、教師が子どもに教えるだけでなく、子どもからたくさんのことを教えてもらうプロセスから成り立っています。子どもと一緒に「学び合う」ことが、とても大切なのです。そのために、子どもと一緒に遊び、一人ひとり多様な子どもを理解し、子どもをかけがえのない存在として寄り添う。そういうことを通して皆さんが子どもと一緒に「学び合う」教師として成長できるよう、学部として全力で応援していきます。


人と関わり、育て、支援する高度な専門性を

未来を切り開く子どもを育て支援することは、とても魅力的な仕事です。一方、この仕事は、その子どもたちが未来の社会を形成するという意味では、とても責任のある仕事でもあります。この責任を全うするためには、関わる側の高度な専門性が必要となってきます。

教育学研究科は、そういった高度な専門性をもった職業人の養成を目標として平成4年に設置されました。その後も、常に時代のニーズに応じた改組を実施し、現在、教職実践開発専攻(教職大学院)、心理発達支援専攻、総合教科教育専攻の三専攻で構成されています。教育学研究科の学生は、岐阜大学の「学び、究め、貢献する」理念・目標に基づき、高度な専門職業人としての社会人・教育者となることを目指していただきたいと考えています。

本研究科の三専攻は、研究科としての共通科目と専攻別の専門科目に基づき、以下のことを目指しています。教職実践開発専攻においては、教職に関する理論と実践を融合させて教育実践を自ら開発する力量を備えた高度な教育専門職の養成、心理発達支援専攻は心理臨床・教育相談・カウンセリング・特別支援教育についての高度な実践力と応用力を備えた人材の養成、総合教科教育専攻においては教科またはカリキュラムに関する専門知識と技能、優れた研究能力と指導力を備えた高度な教育専門職の養成です。そして、これらの三専攻に共通するのは、人と関わり、その人らしさを育み、支援することのできる高度な専門職業人としての資質を総合的に備えた人材の養成です。研究科の修了生が、地域社会あるいは世界の教育・文化・福祉の発展に寄与することを期待しています。

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