先輩からのアドバイス
学校教育講座(心理学コース)
神谷 円香 さん (2021年度卒業)
通学について
実家が大学から遠いので、電車とバスを使い2時間ほどかけて通学しています。1年生の頃は1限の授業に行くために早起きすること、満員電車に乗ることなど大変だなと感じたことも多々ありましたが、慣れたこともあり今ではなんとか工夫して長い通学時間を利用してテスト勉強して時間を有効活用したり、友達と語り合ったり苦のない楽しい時間を過ごせています。
授業後や休日の過ごし方
部活はチアリーダー部Starsに所属していました。チアリーダーはいつも笑顔でキラキラしていて応援しているイメージがあると思います。イメージ通りの姿ももちろんありますが、反対に見てくださる方たちの笑顔や声掛けから自分も勇気づけられ笑顔にさせてもらったこともたくさんありました。うまくいかないことも多くありましたが、素敵なステージを作るために仲間たちと一丸となって高め合い活動できたことは私の大学生活での最高な思い出です。アルバイトは塾、飲食店、コンビニ等様々経験させていただきました。その分出会いも多くあり、社会人としての土台作りに役立つものになったと思います。
岐阜大学を選んだ理由は?
理由は主に2つあり、1つ目は実家から距離はありますが、電車とバスを利用して実家から通える国立大学だったことです。2つ目は岐阜大学が総合大学であることで、幅広い専門性を持った先生方から学ぶことができ、様々な価値観や考え方を持つ友達と交流できると考えたからです。実際に通ってみると、自然豊かな所や落ち着いた環境で勉学や部活動に励むことができ岐阜大学を選んで良かったなと実感することが多くありました。
教育学部を選んだ理由は?
入学当初は、心理学に興味があり心理師として教育現場に携わりたいと考え、教育学部の心理学コースを選びました。教育学部で仲間たちと教育について学んでいく内に、次第に教職の魅力ややりがいを感じられ、学んだ心理学を生かせられる教員を目指すようになっていました。心理学コースでの学びは専門的な心理学の観点から子どもについて深く学びより専門的な知識を身に付けられ、十人十色いる子どもが抱える多様な問題に対応できる力になったと思います。
教育学部の授業で印象に残っている科目は?
2年時に開講された小学校教科に関する科目の図工が特に印象に残っています。座学だけでなく創作活動も多々あり小学校の頃を思い出した楽しい内容で、子どもが安全に楽しめ、積極的に参加できる工夫を友達と相談し合いながら自分も楽しく学び考えることができました。
岐阜大学(教育学部)の良いところor困るところ
ACTプラン・プラスにより、段階的・実践的に学校現場で教職を学べる点が1番の長所だと思います。1年次から座学のみでなく実際に学校に通う子どもと先生方と直接関わらせていただいたことで、自分が目指す教員の姿というのを子どもの姿を想定しながらイメージでき、より教職に対する学びの質を高められたと思います。教職と向き合える時間をたくさん作ることができ、自分の将来について真剣に考えることもできました。今自分が目標を見つけ夢に向かって進めているのも岐阜大学の教育学部で学ぶことができたからだと思います。
将来の目標(こんな先生を目指しています!)
私は子どもとたくさんの時間を共に過ごし子どもの良さや可能性を最大限に引き出せる教員を目標としています。実習やボランティアを通して、個性豊かな子ども達と出会い本当に素敵な姿をたくさん発見できました。その素敵な姿、良い点を子ども達に伝えていきたいし、さらなる子どもの可能性を信じていきたいと思いこの目標ができました。ただ教師として、時には子どもに道筋を示しながら、寄り添い共に前を向いて進んでいきたいと思います。
高校生・受験生へ一言!
勉強ばかりで心落ち着かずつらい日々が続いていると思います。しかし今努力していることは皆さんが自分らしい未来を切り開いていくことに必ず役立ちます。今自分に向き合える時間を大切にして、そして自分を信じて最後まで諦めずやり抜いてください。そして体調には十分に気を付けて受験に望んでください。岐阜大学は新しい私を見つけることができたかけがえのない私の第二の家です。皆さんがこの岐阜大学で素敵な学校生活を送ることができるよう心よりお祈りしています。
技術教育講座
渡邊 舞 さん (2021年度卒業)
下宿生活について
1人暮らしを始めた当初は、家事と学業の両立に苦労したり、ホームシックになったりして大変でした。しかし、今では、自由に時間を使えるこの生活がとても気に入っています。不安なことは両親や先輩に聞くことで少しずつ自分なりのコツをつかめるようになり、2か月ほどで家事に慣れることができました。また、コロナの前は下宿生同士で誰かの家に集まってご飯を食べたり遊んだりして楽しんでいたので、自然と一人暮らしの寂しさもなくなったように思います。下宿生活を通して、一人でできることが格段に増えました。家事はもちろんのこと、時間の使い方やお金の管理の仕方などの生活していく上で必要な力が身についたと感じています。
サークル活動・アルバイトについて
私は、管弦楽団とワンダーフォーゲル部に所属しています。小さいころから楽器を吹くこと、自然に関わることが好きだったので、大学では自分の好きなことを思いっきり楽しみたいと思い、二つのサークルに入りました。管弦楽団では中学の時からずっと吹きたかったファゴットという楽器を大学から始めました。初心者で練習に苦労することもありましたが、今では演奏会に向けて仲間と音楽を作り上げることがとても楽しいです。ワンダーフォーゲル部では登山をしたりキャンプをしたりといろいろな場所に行って自然と関わり、たくさんの経験ができました。兼部なんてできるの?と思われるかもしれませんが、練習する曜日や頻度はサークルによって様々なのでうまく組み合わせれば全く大変ではありません。特に岐阜大学は多くの種類のサークルがあり、他に類をみない面白いサークルがたくさんあります。きっと自分の好きなこと、興味のあることに沿ったサークルを見つけられると思いますよ!アルバイトは大学近くの飲食店で働いています。バイト先では、お客様や上司、先輩など様々な立場の人たちと接しながら働くので、社会人としてのマナーが身に付きました。
岐阜大学を選んだ理由は?
私はオープンキャンパスに行った際、先輩方が楽しそうに過ごす姿をを見て、私もここで充実したキャンパスライフを送りたいと思いました。また、キャンパス内が自然豊かで、落ち着いた雰囲気の中での大学生活が送れることも魅力に感じました。
教育学部を選んだ理由は?
中学生の時に出会った技術の恩師に憧れたからです。その恩師は生徒がやりたいと思う気持ちを大切にし、かなえようと努力してくださる方でした。私は当時自分がやることに自信が持てない生徒でしたが、恩師の授業をきっかけにものづくりに誇りをもって取り組めるようになりました。私も恩師のように生徒が自信をもって学習に取り組める手助けをしたいと思い、教師の道に進もうと考えるようになりました。
教育学部の授業で印象に残っている授業は?
2年後期の「木材加工及び実習」です。ここでは、本棚を作りながら木材加工の技術を学びます。のこぎりやかんな等の道具の仕組みから学び、実際に上手く使いこなせるようになるまで何度も練習します。道具を使いこなすことはかなり大変でしたが、実習を通して、どのように生徒にわかりやすく教えるか、生徒が安全に道具を使うにはどんな声掛けをするべきかなどたくさん考えることができました。この経験は実際に教育実習で授業をする際にとても役に立ったので印象に残っています。
岐阜大学教育学部のよいところは?
1年次の「教職トライアル」、2年次の「教職リサーチ」、3年次の「教職プラクティス」、というように学校現場へ行く機会が一年生から設けられている点です。実は、私は教育学部に入りましたが、しばらくの間、教師になることを決断しきれずにいました。自分が理想とする授業をできるのか、子どもの見本になる教師でいられるのかが不安でした。しかし、三年間の実習を通して、子どもの成長に携わることができることの素晴らしさや、子どもの「わかった!できた!」の声を聞くけたときの達成感を知ることができ、最終的に心から頑張って教員になろうと決心することができました。このように早い段階から教職について意識し、経験を徐々に積める点が岐阜大学教育学部の良いところだと思います。
将来の目標(こんな先生を目指しています)
生徒の好奇心を大切にし、成長を支えられる教師を目指しています。そのために常に生徒と誠実に向き合い、一人一人の意見を尊重することを心掛けます。また、自分自身も成長しようと努力し続けることを大切にし、自分の指導に満足することなく反省と改善を繰り返し、よりよい指導を模索していきたいと思います。
高校生・受験生へ一言
受験生の皆さん、勉強本当にお疲れ様です。受験勉強は我慢の連続で辛いことばかりだと思います。どうか無理をしすぎないでください。たまには息抜きも必要です。疲れた時、不安に思ったときには大学に入った後の自分を想像してみてください。自分は大学に入った後、どんなことを学びたいか、どんなことをしたいか想像してみるときっと自然とモチベーションがアップすると思います。大学は自分次第でなんだってできます。あなたがやりたいこと、きっと全部できますよ!楽しい大学生活まで、もうひと踏ん張りです。悔いが残らないよう、自分を信じて頑張ってください。応援しています!