学校教育教員養成課程 英語教育講座
英語教育講座
英語教育講座では、1年次から3年前期において、将来の英語教員に求められる専門知識や技術を、英語教育学・英米文学・英語学・異文化理解・コミュニケーションの5領域を通して学びます。また、3年前期から研究室に配属し、教員の指導を受けながら各自が選んだテーマに沿って卒業研究をまとめていきます。教員や海外からの留学生との交流を大切にし、国際感覚を備えた人間味あふれる教員の養成を目指しています。
教授 巽 徹 ProfessorTATSUMI Toru
研究室の紹介
私のセミナーでは、小学校から高校の英語授業の実践を対象に効果的な指導法、授業や単元の組み立て方などについて研究しています。それらを考える基盤として、外国語がどのように習得されるのかという理論研究の文献を読んだり、現場の教員の方々を交えて、それらに基づいた指導をどのように創造するかということについて議論したりしています。
教授 デイビッド・バーカー Professor David Barker
研究室の紹介
私の研究室では、英語の教材の作成、デザイン、効果的な使い方について研究を行っています。 私のゼミ生は、3年生で日本の中学校で使われている英語の教科書の短所・長所を分析しながら、教室での効果的な利用について検討しています。4年生になると、自分で補助教材の作成を行なっています。
教授 仲 潔 Professor NAKA Kiyoshi
研究室の紹介
私のセミナーでは、社会における言語の役割や言語教育の可能性などを多角的に考察しています。理論と実践とを有機的に関連づけられるよう、研究書の輪読や議論に加え、教育現場をはじめとしたフィールドワークにも出ます。卒業研究では、学会誌に掲載されるレベルを課し、次世代を担う英語教員の育成を心がけています。
准教授 瀧沢 広人 Associate Professor TAKIZAWA Hiroto
研究室の紹介
私のセミナーでは、小学校英語の教科化に向け、初等英語教育の指導法と第二言語習得論による文献研究を行っています。課題図書を読み、その要約と考察を行いながら、言語習得について学んでいます。また、授業ビデオによる指導法研究や教材の扱い方等、議論・考察を行い、指導のポイントを明らかにする研究も行っています。
准教授 飯田 泰弘 Associate Professor IIDA Yasuhiro
研究室の紹介
英語教員のhow to teachの技術を支えるのは、what to teachに対する正確な理解と広範な知識です。私の研究室では言語学の観点から、英語の形態素・語・句・文・会話、およびその音と意味の背後に潜む、複雑な仕組みや体系的規則を考察します。広く言葉の「からくり」を知り、いかに英語授業につなげるかを考え、また、多様な実例が出現する映画の英語教材としての活用法も探ります。
助教 林 日佳理 Assistant Professor HAYASHI Hikari
研究室の紹介
私の研究室では、英語で書かれた文学作品の精読を通して、異なる場所・時代に生きるひとびとの「声」を拾っていくとともに、そうしたコミュニケーションを可能にする言語の力について考察を深め、外国語を学ぶ楽しさを伝えられるようになることを目指しています。