学校教育教員養成課程 学校教育講座

学校教育講座では,小学校と中学校の連携,小学校と就学前教育機関との連携といった学校種,あるいは教科を横断した子どもの発達への視点や教育観,実践力を持つ人材の育成を行います。そこで,令和6(2024)年度より,学校教育講座は「学校教育実践コース」と「教育心理コース」に改編し,講座共通科目を新設し,学校教育講座のすべての学生が教育や教職,乳幼児・児童期も発達に関する基礎的な知識を習得できるようにします。詳細は、学校教育講座の講座運営サイトをご参照ください。

学校教育講座(教職基礎コース)(令和6年度より学校教育実践コース)

子供たちに教える教職基礎コースの学生

教職基礎コース(令和6年度より学校教育実践コース)は、小学校教員養成を重視したコースです。幼小連携・小中連携の視点から小学校教員に必要な素養を身につけるとともに、小学生対象の体験活動の実習を通して、教科の枠を超えた実践的な知識や技能を習得する、「教えること」を学ぶコースです。

教授 今村 光章 Professor IMAMURA Mitsuyuki

研究室の紹介

保育学の基本領域である①保育の哲学②保育の科学③保育の実践学の三つの分野の研究方法を学び、その研究方法を用いて、①家庭、②地域、③幼稚園や保育所などの就学前教育施設における満3歳から就学前の幼児の行動や心理、諸現象、ならびに、保育者や保育者養成、子育て支援、保育行政などを対象として研究を行います。

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教授 益子 典文 Professor MASHIKO Norifumi

研究室の紹介

①新たな教育方法や教材を開発し、実践を通したデータに基づいてその効果を検討する研究、②現職の先生方が経験から身につけた教育技術・実践的な知識を分析・記述する研究、など複数のテーマに沿って研究を行っています。ベテランの現職教員の先生方と協力して研究することが多いことも特徴の一つです。

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教授 今井 亜湖 Professor IMAI Ako

研究室の紹介

「教える」「学ぶ」という活動を対象に、その活動を今よりも良いものにしていくために、自分の頭と手と足を使って、その方法や仕組み等を見つけ出し、その結果を第三者にも分かる言葉で表していくことを大切にしています。教員を目指している学生は、教員になった時に役立つ研究課題を設定し、研究に取り組んでいます。

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准教授 長谷川 哲也 Associate Professor HASEGAWA Tetsuya

研究室の紹介

教育社会学は事実・見方の学問であり、「常識」にとらわれることなく、理論的な枠組みや実証的なデータを用いて、教育事象を俯瞰的・構造的に描き出します。研究の対象は、いじめや不登校、カリキュラム、学校や教師の文化、教育改革など、教育に関わるあらゆる事象を扱うことも特徴です。

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学校教育講座(心理学コース)(令和6年度より教育心理コース)

心理学コースの学生たち

心理学コース(令和6年度より教育心理コース)は、心理学の観点から児童生徒の発達と学習の過程について深く学び、生徒指導・教育相談・進路指導・生活指導・学習指導を推進していく教員を養成するコースです。いじめや不登校、通常学級における特別支援教育に対しての指導能力の高い教員を養成しています。

詳細は、学校教育講座(心理学コース)ページをご参照ください。

教授 別府 哲 Professor BEPPU Satoshi

研究室の紹介

子どもは、多様な個性を持ちながら、回りの人との関わりの中で発達していきます。これを、身近な養育者との間に取り結ぶ情緒的絆といわれるアタッチメント、自己理解、他者理解を通して検討します。あわせて自閉スペクトラム症児者についても、上記の視点から考えていきます。

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教授 伊藤 宗親 Professor ITO Munechika

研究室の紹介

当研究室では、臨床心理学や異常心理学を中心とした心理学全般に関して、学生自らが問題意識を持ってテーマを選択し卒業研究を行います。卒業研究を通して、アーティスティックな発想と自然科学的な思考や方法論を身につけることが目的となります。主体的に研究を進めたいと思う学生を歓迎します。

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准教授 月元 敬 Associate Professor TSUKIMOTO Takashi

研究室の紹介

このセミナーでは『ヒトらしさ』につながる心理的な諸機能・諸現象を扱います。認知心理学や認知科学を中心とした理論と方法論を学習しますが、分野は限定されません。「自らが問題を設定し、その問題を自らが責任を持って解く」ためのスキルを醸成する協同の場となるように心がけています。

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准教授 松本 拓真 Associate Professor MATSUMOTO Takuma

研究室の紹介

私の専門は、子どもの心理療法であり、乳幼児から青年まで幅広く対象にしています。言葉にして表現をすることが難しいような心の声をいかに聴いていくかに関心を持っています。基盤には精神分析的オリエンテーションがあり、研究に関しても学生が自分の心と向き合う中で生じてくる問いを大切にしてほしいと思っています。

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准教授 板倉 憲政 Associate Professor ITAKURA Norimasa

研究室の紹介

臨床心理学、家族心理学、家族療法・短期療法を専門とし、臨床と基礎研究の二刀流を大切にしています。研究テーマとしては、システム理論、コミュニケーション理論、社会心理学の諸理論を基盤としつつ、学生の関心のあるテーマに沿って研究指導を行っています。

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